るーれらいだろ?

うはっ、ひでぇ。


素直な感想です。
上演時間が約2時間ということで覚悟はしてたんですが、
やはり耐え難いほどでしたね。
せめて前後編にして2部制にするとか。
原作の良さが活かされていないのが残念です。
それになんでフリッツとか出てないわけ?
パウラの感情の変化もなにあれ?
なにが「ゆきとぉ」だ!!
この腐れ外道が!!貴様なんてパウラじゃねぇ。
白い家に戻れ。兄さんに謝れ!寝れ!!
しかもかっこつけて外国の歌なんか歌ってんじゃねえよ。
あの場面はあの歌だからこそクルものがあるのに。。。
なんかもうひどい。
原作読んだ人は見ないほうがいい。


ローレライ」と「終戦のローレライ」は別の作品です。


映画の方はなんかよく分かんないけど潜水艦がありえない戦い方をする。
脈絡なく超兵器でなんか弱点がある。
まぁそのへんの戦いはそこそこおもしろい。
それに価値を見出せるのなら見るがいいさ。
ただ中に乗ってる人にはドラマを求めちゃいけない。
「人間っぽいなにかが何か言ってるなー」くらいに思わないといけない。
原作にある重さや苦悩みたいなものが全然表現できてないから、
意味のありそうなセリフでとまってる。
セリフの意味がよく伝わってこない。
俺は「終戦のローレライ」は好きだから実に残念だ。
映画だけ見た人はよく分かんなかったはず。
これをいい映画だと思える人は原作を読んで欲しい。
きっと「ローレライ」の見方が変わるから。


これやっぱりフリッツがいないとダメだよ。
折笠とパウラがやっつけでくっついてるだけじゃん。
あの微妙な兄の心境を描かなきゃ。
じゃないと妹を寝取られる兄に感情移入できないじゃないか。
まぁ寝取られるわけじゃないけどね。
実際は妹の恋を素直に応援できない複雑な感情なんですが。
まぁ妄想たくましい諸君は上記のように感じてもいいんじゃない?
俺様はもちろん御免ですが。
ここいらで最後に言いたいことをひとつ。


清永は愚か者じゃねぇよ!!


これを言っておいてやらないとさすがにかわいそうだ。
映画では無意味に死んでるからね。
原作ファンからするとあの扱いは酷すぎる。
我々は作り直しを要求する。以上だ。